Shoko-chanは姉です。
おじのことで慌ただしい日々が長く続き、ようやくそれも落ち着きました。
疲れを癒そうと、今日は二人で温泉に行って来ました。
長湯しすぎて心地良い気だるさに包まれています。
そんなことより!
もう絶対Shoko-chanの隣に座って法事に出席したくないです。
小さなころからお葬式などの法事で彼女は必ず吹き出します。
つられて私も笑ってしまいます。
笑いをこらえるのってとても大変です。
彼女の頭の中はまったくどうなってるのかわかりません。
お坊さんの頭を見ては笑い、祭壇のパイナップルを見ては笑い、木魚が始まると必ず吹き出します。
きのうのおじの葬儀でも僧侶入場の重々しい静寂の場面で姉は吹き出しました。
姉の両脇に座っていた私も母も「まさか?!」とビックリしました。
それはそれはつられて笑わないようこらえるのが辛かったです。
確かにきらびやかな正装で頭から物々しい帽子をかぶっての僧侶の登場は少し滑稽でした。
でも普通、吹き出さないでしょ?
姉はおじの死を悲しんで泣きじゃくってはいたのですが、木魚が始まるとカタカタと肩が震えていました。
私だって笑ってはいけないと思えば思うほど変な気持ちが込み上げてきます。
小さな頃からShoko-chanと法事に出席する事がほんとに恐ろしいです。
子供ならまあ仕方ないかも。笑っちゃっても。
でもなんでShoko-chanは大人になっても変わらないんだろう?
不思議です。
思い出すだけで冷や汗が出てきます。
hideka