振り込め詐欺の魔の手が母に伸びました。
詐欺の手口が非常に巧妙化しています。
詐欺集団は下調べを綿密にしています。
親御さんと別居されている方、また年配のお年寄りが身内にいる方は、
すぐに注意を呼びかけてあげて下さい。
たくさんの手口があるのです。
母への手口は、
まず役所を名乗った丁寧な口調の男性から電話があり、
施設に入所してる叔母への「医療費の還付金があります」というもの。
その男性から役所担当部署の電話番号を教えられて、
「そこへ電話をかけて担当者に確認して下さい」と。
最初に電話してきた男性も、担当者役の男性も、
口調が非常に丁寧だったので疑わなかったそうです。
母は「叔母の手続きに手落ちがあったから還付金に気付かなかったのかも」と
思ってしまい騙されそうになりました。
「本日締切の還付金の入金確認を急いで行って下さい」ということで、
ATMに向かわされたのです。
ATMに到着した時点で、
「ではまず振込ボタンを押して下さい」と言われたので、
そこですぐに【降り込め詐欺】だと気付き、警察へ届けました。
下調べの行き届いた非常に巧妙な手口です。
犠牲者を増やさないように、親戚やご近所にも声を掛けて下さい。
後日、警察から母へ、降り込め詐欺防止の協力要請が来ました。
そしてテレビ局の報道カメラのインタヴューに応じました。
母は「騙される人はボンヤリしているから。自分は騙されない。」と、
いつも思っていたそうです。
でも実際に騙されそうになってみて、
「本当に巧妙で、わからなかった」と言っています。
振り込め詐欺の被害を増やさないよう、騙されないようにしましょう。
hideka
Close call!
My mother was almost deceived for fraud.
But she was safe.