山手線のキオク[Diary]
(2016-12-01 09:17:39) by hideka





生まれてから幼稚園前まで西日暮里に住んでいました。


幼い頃の電車といえば山手線。






「めじろ」があって、「めぐろ」がある。


「たかだのばば」があって、「たかだのじじ」がないのはなぜ???


「たかだのばば〜」と停車中のアナウンスを聞くたびに


「たかだのじじ〜」と毎回言っていました。






また、ある日


車窓から外の景色を見ていた時、


ふと、さっき飲み込んでしまったスイカの種のことを思い出して不安になりました。






私 「お母さん、さっきスイカの種を飲み込んじゃった。。。」


母 「まぁそれは大変!!!」


私 「?????!!!」


母 「あのね、スイカの種を飲み込んじゃうと、頭からスイカの芽が生えてくるのよ。どうしましょう。」






私は自分の頭からスイカの芽が生えてくるのを想像しました。


スイカが育つために私の養分がスイカに吸われ、


スイカの成長と共に、私は死んでしまうのだと、


みんなとお別れなんだと思いました。


悲しくなってポロポロポロポロ涙がたくさん溢れました。


母に「どうしたの?hidekaちゃん?」と聞かれ、


胸のうちを話しました。


そしたら母は、「大丈夫よ。そんなことないから。」ってなんだか楽しそうでした。


幼いながらに、嘘つくなんて、ちょっとひどいじゃないと思いつつも、


それが冗談だとわかっても、


ショックな気持ちが大きすぎて切り替えができなくって思いっきり悲しくて、


ポロポロポロポロ涙が止まらなかった4歳頃の山手線のキオク。


あの時のガタゴト揺れる山手線。止まらない涙。


車窓の景色とその時の気持ち。いまだに覚えています。



<画像:20161117.jpg>







hideka






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