DVDで『2012』を観た。
ノアの方舟に乗るとか乗らないとかには興味がないと思った。
それよりも興味深かったのは、地球終焉の風景。
ここ20年ほど何度も私が夢で見てる風景の断片に似てた。
高層ビルを遥かに越える高い津波が押し寄せる。
私は必死に近くの頑丈な柱にしがみついて、
津波に飲み込まれるタイミングを見計らい思いっきり空気を体中にためこむ。
激しい波が街を飲み込み、私の体も激しい波の中。
しかし自分がまだ行きている事を確信する。
片手を柱から離して遠くへ伸ばせば、
流されてゆく誰かの手を掴んで助けてあげられそうだ。
…そんな夢をときどき見る。
ふと「つぎはぎ」って言葉を思い出した。
つぎはぎの記憶。
人間はつぎはぎだらけの上にさらにつぎはぎを足しながら生きていくんだなと思った。
いかにも人間らしい。
私の視点から見た『2012』はヒューマン映画だった。
hideka
Comments
おおおおおお、私も見たい!
Posted by NORO at May 7, 2010 5:10 AM