私のことも、姉のことも、
もう忘れてしまった認知症の叔母。
体調がだいぶ悪くなって入院になるかもしれないと聞いて
お別れの時が近づいているのかと思ったら
ゆうべは布団に入ってから悲しくて涙が溢れてしまいました。
毎年漬けている小梅の漬け方は、叔母から教わりました。
今年ももうすぐ小梅が美味しく仕上がりそうなので
数粒の小梅を持参して病院へ向かいました。
幸い、それほど体調の悪化もなくて施設に戻れるようです。
良かった。
お昼ご飯の時に今年の小梅を食べてもらって、
今まで毎年漬け方を教えてくれていた話をしました。
あまりピンとこないようで、話の途中に
「それで今日はお勤めはお休み?」なんて4回も、5回も訊かれてw
その度に「午前中に2階のスタジオで音楽をしてきたよ」と答えました。
そのうちに少し会話が普通にできるような感じになって
別れ際に「じゃあありがとうね、hidekaちゃん」って。
あ!想い出してくれたんだと思ったら、
帰り道に嬉しすぎて車を運転しながら泣けてきました。
生きているって素晴らしいです。
生きているってありがたいです。
ありがとう。神様!
毎日を大切にします。
hideka